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精神科作業療法 何でも相談

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精神科作業療法中の投薬について - ふたば

2024/11/20 (Wed) 17:03:15

精神科作業療法中の投薬について、以下の2点について教えて頂けたらと思います。

①作業療法中に投薬した場合、看護記録の記載時間について
②作業療法中に投薬は法律上で禁止等の何か規定があるのか
 (投薬した場合、診療報酬は請求できないなど)


当院では、病棟デイルームで作業療法を行うプログラムがあるのですが、参加中の患者様が不穏となってしまい、患者様自身や周囲への影響を考慮し作業療法中に看護師による臨時薬の投与を行う場面が時々あります。

その際、患者様が続行可能であればそのまま参加継続し、続行困難なようであれば、自室へ戻って頂いています。

皆様に教えて頂きたいのは、続行可能な際、看護記録に臨時薬投与の時間をどの様に記載しているのか、です。

当院では診療報酬を上げるため、看護部との相談の上、これまでは(本来いけないことだとは承知してますが)投薬の時間記載を作業療法の実施時間前または後に記載してもらっていました。

ただし、看護側がどうしても実際の投薬時間を記載したいと希望があった際は、作業療法不参加とし、診療報酬の請求はしてきませんでした。(監査等で追及されないために)

ただ今回、上層部から「せっかく参加しているのに、請求しないのは勿体ない。請求できないのか?作業療法中に投薬すると請求できないなど、法律などの規定上で決められているのか?」と、指摘を受けました。

皆様の病院では、どうされていますか?
同じようなケースで対応されている方がいらしたら、教えて下さい。

また、作業療法中の投薬は、規定上で禁止されているのか、知っている方がいらしたらそちらも教えて頂けると幸いです。

よろしくお願いいたします。

精神科作業療法での外出と診療報酬について - 匿名希望

2024/11/18 (Mon) 15:12:36

はじめまして
診療報酬について質問させていただきたく投稿します。

当院の患者さんで、障碍者の芸術文化祭なるものに作品を出品しました。

せっかくですので、患者さんに展示会場で自分の作品や他の人の作品を見てもらい、喜びを感じ、次の作品作りへのモチベーション向上につなげたいと思い、外出を企画しました。

そこで、当院の施設長から、外出は作業療法の診療報酬外なのではないかと疑問が寄せられました。

確かに、外出プログラムで診療報酬が得られると明記されたものは見た事がありません。
ですが、他の病院では作業療法士が外出プログラムをしているのを見かける気がします。

実際のところ皆さんは診療報酬をとっているのでしょうか?

精神科作業療法について - 匿名

2024/11/16 (Sat) 12:02:50

某地方精神科単科病院で働く者です。
こちらの投稿を拝見し、当院の実態は酷いのではないかと思うようになりました。

例として
•精神科作業療法実施時間の水増し(他部署の診療録記載を避けるよう、実際には実施していない時間帯に2時間確保して記載)

•名義貸し(OTAのみで実施した内容を別業務実施中のOTR名義で記載する)(人数が超過した場合、別業務実施中OTRの名前を診療録に記載)(デイケア専従のOTRが休みだった際に名義のみ貸し出し)


このようなことが日常的に行われています。
疑問を抱きながらも慣例や上司の指示に従い勤務していましたが
ここでの投稿を見るようになってから、まずいことをしているのではないかと強く感じます。

このようなことは暗黙の了解で他院でもあるものでしょうか?
平社員として何もできませんが、どのような対処がとれるでしょうか?

精神科デイケア診療録などについて - しろ

2024/11/08 (Fri) 15:02:45

はじめまして

精神科デイケア診療録などについてお尋ねいたします

大規模として
医師、作業療法士、看護師、公認心理士にて運営しております
組織としてこの他に、無資格の運転手兼助手さんがおります

当施設において
精神科デイケアの診療録には
従前はOTR,Ns,CPPにてその記録を記入していましたが、
今回助手さんが個別に対応した事例について直接記録を書くべきかの議論が起こりました

お詳しい方
どの様に考えられますか?

Re: 精神科デイケア診療録などについて - ゆう〇

2024/11/11 (Mon) 13:52:28

デイケアは多職種チームで行う診療です。
記録に関しては直接対応した職種でなくても良いと思います。利用者のその日の様子をスタッフ間で情報共有し誰か1人が記載することで構わないと思います。
ご相談のケースですと「助手さんが記載しないといけない」ということはないと思います。一方で記載しても問題はないとも思います。その場合は別に他の有資格者がその日の記載をする必要はあると思います。
当院の場合は助手さんは記載していませんでした。
医療事故やトラブルが予測されるケースなど記載が重要になるケースでは表現が重要になることもありますので助手さんには荷が重いかもしれませんね。
ご参考になれば幸いです。

デイケア活動費について - DCOT

2024/02/26 (Mon) 11:26:37

いつも興味深く拝見させていただいております。
現在大規模デイケアにて責任者をしているOTです。
精神科デイケアでは年間や月間での予算を設けて日々の活動や行事に充てているところが多いと思われます。
ここ数年で利用者も倍近く増えましたが、活動費は数年前から変わっていないため、行事を開催するのも予算とにらめっこしながら内容を考えている状態です。
そのため、次年度からデイケア活動費を増額してもらえるよう法人と交渉しているところです。
その際、法人経理からは活動費の妥当性についてや算出根拠を求められました。
例えば、利用者1日30人平均のデイケアで1人あたり1日50円と設定すると、月に20日稼働で月30000円となります。1人当たり100円とすると月60000円となると思います。
この1人あたりにかける金額の根拠や妥当性についてお聞きできればと思います。
また、診療報酬収益の○○パーセントを活動費に充てるという考え方もあるかと思います。

①活動費の設定においての妥当性や算出方法の情報をお持ちであれば教えてください。
②その他、「うちではこうしている」等なにか情報あれば教えてください。

経営面を考慮していくのは当然ですが、まず魅力あるデイケアを整えていくことも大切で、それが結局経営にも繋がっていくと感じております。

小さな情報、不確かな情報でも構いません。
ご教授お願い致します。

Re: デイケア活動費について - あまね

2024/02/27 (Tue) 19:03:36

とても興味深い質問ですね。むしろ私が勉強させてほしい内容です。
他の方々がどういった条件で予算を組み立てているのか気になります。

ちなみに当方のデイケアは、私が配属された時から既に運営費が固定されていました。
月に15万円の予算で、利用者が減ろうが増えようが固定です。
ある意味やりやすいです。

私は予算計上のことに詳しくありませんので想像でしか意見できませんが、
DCOTさんの言うとおり、昨年度の売り上げから数%を運営費として計上するといった方法ぐらいしか思いつきません。

妥当性に関しても難しいところですが、
やはり利用者さんが快適に過ごせる空間や楽しめるイベント等を提供できないとデイケアには定着しません。

デイケアの収益を上げていく。という一点に限って言えば、
定着したリピーターが増えない限り安定した収益は見込めませんので、そこに数%の予算を乗せるぐらい安いものだと思うのです。

あまり良いアドバイスができず申し訳ありません。

やはり定着するという意味ではお金はかけるべきだと思います。
私のデイケアではコロナ禍以降、ろくにイベントごとも実施できずに利用者のフラストレーションが高まり、離れて行った方も少なくありませんので。

Re: デイケア活動費について - DCOT

2024/02/28 (Wed) 17:36:43

あまねさん
返信ありがとうございます。
15万は驚きです!利用者の数にもよりますが、毎月喜んでもらえそうな魅力的なイベントができそうですね。
当院は平均35名程で月4万ですので、プログラム素材費等々考えると、全員参加で大きめのイベントを打つのが難しいです。
収益の○%!や厚労省はこう言っている!など、具体的な数字と根拠が示せればよいのですが・・・
引き続き他デイケア様のご意見お待ちしております。

Re: デイケア活動費について - OB

2024/02/29 (Thu) 14:04:52

2年ほど前にとある県の事務長を対象にアンケートを取ったことがあります。

その時は精神科作業療法の予算だったのですが、それでもほとんどのところが「根拠なし 定額」でした。
多分、DCでおも同じだと思いますが、一人当たりとか、診療報酬の何%とかでやっているところを少ないと思われます。

結局は個別での交渉になると思いますので、「材料費を増やしてもらって魅力的なプログラムを実施することで参加者が〇人くらい増えると思われる」という計画を立ててみてはいかがでしょうか?

Re: デイケア活動費について - DCOT

2024/03/04 (Mon) 10:53:06

OBさん
返信ありがとうございます。
アンケート結果は非常に貴重な情報ですね!
やはりそれぞれの施設独自での判断というのが一般的なのですね。経理の方とも話し合いを重ねていきたいと考えています。
ご協力ありがとうございました!

Re: デイケア活動費について - 山田

2024/10/04 (Fri) 16:58:45

昔、山根寛先生が収益の一割を利用者に還元することを提唱していたような記憶があるのですが、どなたかそのことや根拠を覚えていませんか?

Re: デイケア活動費について - ゆう〇

2024/10/07 (Mon) 16:30:17

予算に関しては施設によって対応に差がありますよね。
当院は年度初めに予算を組み、決済をとりますが特段制限はなく、申請したものが通ります。

参考までに昨年度の支出データです。
デイケア換算で1件当たり約150円。
総収入に対する支出パーセントは2%

支出には患者さん用Wifi、通信カラオケの代金が含まれており、逆にOTと共有している消耗材料費は一部含まれていません。参考までに。

入院生活技能訓練について - 猫好き

2024/09/27 (Fri) 22:20:30

よろしくお願いします。

精神科作業療法のプログラムとしてSSTを行った場合、入院生活技能訓練の算定は取れるのでしょうか?
精神科作業療法+入院生活技能訓練の算定という形は可能ですか?
当院は作業療法士が私一人で行っており、可能なら精神保健福祉士と共に行おうか検討中です。

よろしくお願いします

Re: 入院生活技能訓練について - DCOT

2024/10/02 (Wed) 13:03:50

算定はできないです。
入院生活技能訓練の算定要件を参照していただくとわかりますが、OTRであっても看護師であっても専従とは別配置が必要となります。また、他精神療法と併用はできないとも記載されていたはずです。
SSTの算定は作業療法より人件費コストの割りに診療報酬が低いので難しい部分があると思います。

精神科作業療法の単位数と請求件数について - 地方のOT

2024/09/22 (Sun) 08:36:33

現在、当院では精神科作業療法3単位分の面積を登録しいます。単純計算で、3単位=75名、1日で150名まで請求可能かと思いますが、

Aプログラム(OTR2名):30名参加 
Bプログラム(OTR2名):15名参加
Cプログラム(OTR1名):10名参加
と3つのプログラムを午前に実施した場合、
各プログラムは1単位として考え、
3つのプログラムを請求可能でしょうか?

AプログラムはOTRが2名入っていても、
25名を超えているので、
2単位と考えなけらばならないでしょうか?

登録している単位数と請求数の関係について、
基本的な考え方が曖昧になってしましましたので、
ご教示いただければ幸いです。

Re: 精神科作業療法の単位数と請求件数について - タネ

2024/09/24 (Tue) 07:40:31

施設基準には「1人の作業療法士が、当該療法を実施した場合に算定する。この場合の1日当たりの取扱い患者数は、概ね25人を1単位として、1人の作業療法士の取扱い患者数は1日2単位50人以内を標準とする。」とあります。

診療報酬はOTR1人あたりの基準を示していますので、人数や時間を合算することは原則的にできません。
よって、Aプログラムは30名のうち25名を算定対象として、午前中は3単位50名分の算定は可能だと思います。
また、B・Cプログラムが合わせて25名だからといって、異なる場所や空間で実施しているプログラムを合算して1単位とすることはできません。

Re: 精神科作業療法の単位数と請求件数について - ゆっけ

2024/09/24 (Tue) 22:42:00

精神科作業療法の施設基準では、専従の作業療法士1人あたりの平米数の記載だったと記憶していたのですが…
貴院の施設基準の登録で、5名×50平米以上あるかどうかが大事なのかと思います。適時調査時にはそこの確認をまずされました。
Aプログラムのみ25名を超えていますが、きちんと2名で実施されていることから、Aプログラムは2単位行ったという扱いになります。当院では日誌等でどちらが何人担当したかなどの記載をして提出しています。その際、1単位(1人の作業療法士が1回で行う作業療法)当たりの人数も計算し、提出しています。これらについて指摘されたことは今のところありません。

Re: 精神科作業療法の単位数と請求件数について - 通りすがりのOT

2024/09/27 (Fri) 10:27:46

地方のOTさんが仰る、“精神科作業療法3単位分の面積”が合計何㎡なのか、分かりかねますが、
仮に、OT1人あたり50㎡×3=150㎡だとするならば、
精神科作業療法として登録されるOT数は3名となります。

プログラムA~Cが、同日、同時刻帯に、それぞれ異なる場所で実施されている(内容も各々の集団に合わせている)とする場合、
OT1人あたり25名(2人の場合は50名)以内の規模であれば全て算定可能です。

ただ、プログラムを実施しているOT数の合計が5名となるため、
登録面積の合計は、50㎡×5名=250㎡以上を届けている必要があるかと思われます。
地域によって違うのかもしれませんが、私の地域では、適時調査時、登録OT数と届出面積を確認されます。

Re: 精神科作業療法の単位数と請求件数について - ゆう〇

2024/09/28 (Sat) 16:26:18

「地方のOT」さんのケースですと私の病院では4単位(Aのみ2単位)200㎡届けてあればよいと考えています。
届け出OTRの数と面積は一致していなくてもよいと思います。
当院は精神科作業療法を算定するOTRは7名、面積は430㎡としています。
同時に算定できる単位数は7単位です。
人員はよく変動しますし、その度に面積の変更はしません。
人員と面積の低い方の基準が同時に算定できる単位数になると思います。
例)OTR3名 面積120㎡ →同時2単位まで 


精神科OT施設基準の専用面積 - まつこ

2024/09/20 (Fri) 17:04:52

精神科OTの施設基準の面積について、お聞きします。「作業療法士1人に対して50平方メートル」とありますが、その作業療法士の人員はどのように考えたらよいのでしょうか?当院の場合、5名のOTRがいますが、病棟配属2名、専従OTR1名・非専従OTR2名で、実際のOT算定は3名で行っています。その場合、3名×50平方メートル、と考えるのでしょうか?すみませんが、おわかりになる方、教えてください。宜しくお願いします。

Re: 精神科OT施設基準の専用面積 - タネ

2024/09/24 (Tue) 07:17:52

診療報酬では「当該専用の施設の広さは、作業療法士1人に対して50平方メートル」となっていますので、算定する従事者が3名であれば、広さは150平方メートルで合っていると思います。

ただ、非専従OTR2名が算定できるかは、働き方の詳細が不明なので判断しがたいです。
2時間の実施時間に専従していることが条件ですから、他の施設基準と兼務?しているのであれば、精神科作業療法の施設基準に支障がないか確認が必要だと思います。

Re: 精神科OT施設基準の専用面積 - 通りすがりのOT

2024/09/27 (Fri) 10:41:59

“OT1人に対して50㎡”は、
その医療機関内において“精神科作業療法の従事者として登録しているOT1人に対して50㎡”
との解釈です。

所属OTが5名で、そのうち、精神科作業療法登録のOTが3名であれば、合計150㎡以上の面積登録が必要となります。

車椅子安全ベルト使用中のOTR参加について - あか

2024/09/27 (Fri) 09:18:55

10月から車椅子上で使用する安全ベルトが身体拘束にあたるとのことですが、
その状態でOTに参加した場合に算定をとることは可能でしょうか?

個別OTについて - ま

2024/09/12 (Thu) 19:30:35

個別OTの実施を予定していますが、
対象となる方の病状は不安定で標準2時間はクリアできそうにありません。
過去には、1日1時間の個別OTを2日間実施したときに1回分として算定している時期もあったようですが、
複数日開催の時間を合わせて、1回算定としてもよいのでしょうか?

もし、個別OTを実施されている方がおられましたら、実施上の工夫や、算定をどうされているかご教示いただければ幸いです。

Re: 個別OTについて - タネ

2024/09/15 (Sun) 09:10:09


>複数日開催の時間を合わせて、1回算定としてもよいのでしょうか?

できないと思います。当院で適時調査があった際に口頭で確認しただけですが、2時間を分割できないと説明されたことがあります。
領域は異なりますが、疾患別リハにおいても同様のことが指摘されています。20分未満のリハビリを合計しても単位として認めないことを明確にするために、職種別の算定に改定されました。


当院では患者の状態に応じて個別OTを実施しますが、現行の診療報酬では算定する手段が無いため、無報酬です。実施時間については院内で30分未満の時もあれば、外出に付き添いながら生活訓練を行うなど1時間を超える場合もあります。

個別的な精神科専門療法としては、古くからエビデンスを重ねてきた精神療法や認知行動療法などが規定されており、そちらに一日の長があります。個別OTが診療報酬化されるためには、それらと差別化したうえで、同等以上の効果があることを研究成果として数多く示すことが求められるでしょう。

近年は、認知行動療法などの心理療法を作業療法として用いている節があり、精神科作業療法の独自性をあやふやにしてしまっているように感じます。

Re: 個別OTについて - ゆう〇

2024/09/19 (Thu) 11:44:07

実際に2時間実施するのが難しいケースは多いですよね。
しかし監査に対しては連続して2時間実施していると証明することが必要だと思います。

ここは匿名の場です。
あえて批判もあることを承知の上で書かせていただきます。
「2時間実施しないと算定できない」と言うは簡単です。しかしそれは現実的でしょうか?
20年以上前からこの議論はあります。当時、協会の理事をされている精神科の先生は「急性期の方に2時間は出来ない。2時間に満たなくてもその理由、必要性について記載しておけば算定して構わない」と言われていました。
時代が進む中でルールに厳格な風潮が増しています。
2時間満たないことを監査で正直に答えてしまうと対応する監査官の方も困ってしまいますし、指摘せざる負えなくなります。
大切なのは自分たちが患者さんに対して適切な「精神科作業療法」を提供しているかということで、それが出来ているのであれば算定していけば良いと思います。(もちろん、患者さん、病院、他のOTRから見ても適切であるという範囲内で)
その上で監査には適切な対応をしていけば良いと思います。
監査官の方も経験積まれている方は現状に沿っていない制度であることは理解されているように感じています。そしてこれは精神科作業療法に関してだけでなく他の診療行為についても程度の差はあれ、あることだと思います。

今、現場で働かれている若い方々が「2時間しないといけない」ということに重きを置き、本当に必要なかかわりが出来なくなることを恐れて書かせていただきました。
不適切でしたら削除ください。

Re: 個別OTについて - OT

2024/09/20 (Fri) 09:23:07

精神科作業療法は保険医療のみを指すのかとの問題はさておき、ゆう〇さんの言う通り医療保険を使わなければ良いだけなので、医師の指示を受けて短時間の作業療法をできますね。

Re: 個別OTについて - ロリポップ

2024/09/20 (Fri) 18:31:18

現場での解釈がいろいろなのは、施設基準がはっきりしていない(昔からよく言われる「四角い風呂のふた」ですね)

改めて基準を確認すると
(1) 精神科作業療法は、精神疾患を有する者の社会生活機能の回復を目的として行うものであり、実施される作業内容の種類にかかわらずその実施時間は患者1人当たり1日につき 2時間を標準とする。

(2) 1人の作業療法士が、当該療法を実施した場合に算定する。この場合の1日当たりの取扱い患者数は、概ね 25 人を1単位として、1人の作業療法士の取扱い患者数は1日2単位50 人以内を標準とする。

上記の2点を根拠にそれぞれが自分なりに解釈しているので、明確なこと以外は有りと考えても良いかと思います。

たとえば
・患者1人当たり1日につき 2時間を満たしていない。
・1日3単位を行う
・1単位で25人を超えている
上記に関しては言い訳ができないNG内容だと思いますが、それ以外はあくまでも「個人的な見解」に過ぎず、反論の余地は残っているのではないでしょうか。

そのうえで、保険として「私の解釈はこうですが、病院としてはどうでしょうか」と院長なりの管理者に確認を取っておくことが大切です。

例外的な事例を普遍的なものとして受け入れてしまうと何もできなくなってしまうので・・・。

Re: 個別OTについて - ま

2024/09/22 (Sun) 08:52:12

皆さま、コメントありがとうございます。
精神科作業療法の標準2時間という解釈が本当にさまざまで、「標準」と書かれていること自体が解釈をあいまいにさせているように感じます。急性期など対象によっては必ずしも2時間の実施は必要ないと、かなりベテランの先生方からお聞きしたこともありました。ですので、病院によって、2時間を厳密に守ろうとするところ、2時間に満たしていなくても、準備、片付け、患者誘導とうを含めて2時間の実施と監査では伝えている病院もあるでしょう。
匿名の掲示板だからこそ意見交換ができると思っているのですが、私は、準備、片付け、誘導等も含め目の前の患者のためのプログラムの一環であると感じる部分もあるのですが、皆様はいかがでしょうか?
現状としては2時間実施するようにしていますが・・・

Re: 個別OTについて - タネ

2024/09/24 (Tue) 08:36:47

スレッドの始まりが「個別OTについて」でしたので、患者1人を1単位で算定すると、経営的にも運営的にも業務効率が悪くなること、診療報酬上の規定にもそぐわないので実施困難かと思い、当方は前述ように回答いたしました。

様々な方の回答が従来の精神科作業療法(集団)にも及んでいるようなので追記いたします。


当院でも参加時間が2時間に満たない場合でも算定しています。複数の職員によって効果判定を行い、患者にとって意味あるサービスが提供できたと判断された場合に限ります。

入院患者の高齢化や救急急性期の重視によって、2時間に満たないケースが多くなっているのが現状ではありますが、「2時間に満たないのが当たり前」という考え方が広まるのも問題かと思います。地域移行を目指して2時間以上の作業耐久性を獲得できるように、リハビリ職として意味ある働きかけをしなくてはならないと思っています。


「準備、片付け、患者誘導を含めて2時間」について…
OTR1人あたり1日3単位を算定していた当時は、時間の制約もあるため、厚生局もそのように指導していたと聞きます。
ただ、1日2単位に改正されてからは、厚生局の指導が変わり、準備や片付けは2時間から除くように指導される場合が増えてきたように感じます。

精神科作業療法をどのように提供するかは、急性期寄りなのか慢性期特化なのかなど各医療機関の運営方針によって異なるかと思います。いずれにしても、患者と対面して直接的にサービスを提供して質を担保することが求められるのではないでしょうか。
良くも悪くも精神科医療がメディアに取り上げられることが増え、社会的な関心が高まっています。内部的な眼だけでなく、客観的な眼で見た場合でも妥当性のある医療サービスが提供されていると評価されると良いなと思います。


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